寒さ、緊張、恐怖、感動…なぜ震えるのか?
40代から現れ、60代になると16人に1人。
緊張の震えを和らげる効果のある食べ物は白子。
新百合ヶ丘総合病院名誉院長堀先生。
そもそも人間は震えている。
スタチューという止まる芸のパフォーマーに筋電計で動きを計測。
筋肉で皮膚の震えを押さえていた。
手に限らずある文を動かすと筋肉を収縮させる。
一定の位置をとどめると筋肉をだしあい拮抗、綱引きをしている状態。
細かな震えが起きる。
年配の震えは、筋肉の綱引きのバランスの乱れが原因。
近年 ふるえの2大巨頭と言われる病気が増えている。
緊張しやすい人がなりやすい。
40代から急増する震えで病的な震えは2つある。
脳の神経を司る脳の黒質に異常が起こり、神経細胞が減少することが原因。
脳から全身に出される運動の指令がうまく伝えられなくなる病気
歩きにくくなり寝たきりになることも。
特徴は表情が乏しくなる。
患者数は高齢に伴い急増。
治療は投薬療法が一般的。
黒質の神経細胞の減少を止める薬はない。
IPS細胞から育てた神経細胞を移植し黒質の機能を回復させる実験をしている。
もうひとつ危険な震えがある。
原因不明の振るえという意味。
40代で発症し70代で増加。
脳から末端の神経回路になんらかの異常が起きている。
また、生理的な振るえ、アドレナリンが関係しているという説も有る。
(服がきられない、字がかけないなど)
頭蓋骨に穴を開け、電極を入れて手術。
高齢者が多く負担がかかるのであまりされない。
投薬治療で緩和。
高齢者でも安心の超音波収束装置。
MRIで見ながら病巣に超音波を当てることで脳に感情に反応している部分に刺激を与える。
開頭の必要がなく、患者の意識を保ったままできる。
治療から数時間で震えが止まった。
臨床研究中の日本でも7人が受けている。
本態性振戦は遺伝があるのが特徴。
対策、予防は運動。
体を動かす神経を鍛える。
球技、野球、テニス、微妙な動きを調整しないといけない。
そういえばギターやピアノが弾けなくなる病気もありましたね。
局所性ジストニア、別名、使い過ぎ症候群というやつです。
コブクロの背の低いほうがかかってはる病気です。
これも関係がないのかなと思います。